プロレスラーをつくろう!

サミーネットワークススマホアプリゲーム「プロレスラーをつくろう!」
オリジナルのプロレスラーを育成するゲームで、
サービス開始以来、マイペースで楽しくプレイしていたのだが、
11月3日でサービスが終了してしまった・・。
コンシューマ向けプロレスゲームが絶滅してしまった現在、
スマホを舞台にオンラインゲームとして展開していた本作は、
近年のプロレス系コンテンツの中で最も良く出来ていたと思えるだけに、
1年あまりという早期のサービス終了は残念だ。
特にこういう
“1体のキャラクターを時間をかけてカスタムしていくゲーム”は喪失感が激しい。
プレイの記憶が薄くなる前にゲームについて思った事をメモしておこう。
 

特定のパーツを組み合わせてオリジナルのレスラーをエディットする。
レスラーはリッチな3Dモデルだ。
ゲームが開始すると技カードが数枚貰える。
コストに合わせて技カードを編成し、試合で使う技を決めていく。

ここがこのゲームのキモの部分で、
自分が試合中に組み立てたい技の流れを考えながら編成するのが楽しい。

試合が始まると、その技の中から使いたい技を3枚選ぶ。
技は「投」「打」「極」といった属性があり、3すくみになっている。
相手が出す技を予測し、相性の良いものを当てると効果が倍増する。
このようにして相手の体力を削っていく。
技は全て3Dモデルがモーションしてくれる。

 
技カードは主にガチャで集める。
試合を繰り返して集めたgoldを使う。
レアな技が出ればそれを編成に加えていく事で強いレスラーになっていく。
あとは技を強化したり合成したり、
一般的なソーシャルカードゲームの仕組みを踏襲している。

 
毎日少しずつプレイする事で、
自分のレスラーが少しずつ成長(変化)していくという、
スマホゲームに特化したプロレスゲームの構成が楽しかった。
もう少し容姿が思い通りになるようにパーツの種類が欲しかったとか、
不足点をあげれば出るのだが、それにしてもまとまりが良いゲームであった。
無いと思うが、コンシューマ向けに再構築されたものとか出たら
生涯遊び続けるタイトルになるかも知れん。(爆)

 
類似したコンセプトのゲームとしては
新日本プロレス提供の「プロレスやろうぜ!」がある。
新日本のレスラーが実名で登場する魅力はあるのだが、
ゲームシステムとしては何枚か劣る。
まず試合で使える技が3種類しかないというのは頂けない。
これではプロレスの組み立てを空想するまでに至らず、
プロレス風のジャンケンゲームにしかなっていない。
また、露骨に「ここから先は課金課金」と目に見えている構成もよろしく無い。
とは言え、もうまともなプロレスゲームはこれしかないから遊ぶけどね。(-_-;
今後改善させていくかも知れんし。