「キング・オブ・コント2015」に思うこと

面白くなかったなぁ(爆)。
M−1やR−1にも思う事だけど、
「売れてない芸人の蜘蛛の糸」的な意味合いが強すぎて、
回を重ねるだけつまんなくなっていくのは必定。
だって面白い人から抜けていくんだから。
M−1はもともと「若い実力者に光を当てる」目的があったから
コンセプト通りだけど、
何もどの番組もそれに追従しなくてもいい。
バナナマン、東京03などの一流のコント師が、
一年に一度、新作をぶつける場であってもいいじゃないか。
当然不利だよ?手の内がバレてるんだから。
でも実力者が抜けたからそれより下の人が繰り上げ当選する番組よりよっぽどいい。
ダウンタウンが本気コントやったっていいんだ。

あと今年から変わった審査員制度も変えた方がいい。
去年までの敗退芸人が審査をする方式も問題あるけど、
審査員が5人しかいなくて、そのうちコンビが2組。
言ってみれば、さまぁ〜ずバナナマンダウンタウン松本が決めた順位であり、
彼らの感性に合ったコントが選ばれた内輪審査という印象になってしまった。
人数が多ければいいってもんでもないけど、
色々な視点でコントについて普段考えている
ジャンルの違う人達を揃えた方がいいなぁ。
(なんなら視聴者にDボタン押させたっていいのでは?)

ネタについては時代の流れがあるけど、
2700の「キリンスマッシュ」(キング・オブ・コント2011)以来、
ベタな喜劇コント減ったよね。
俺様は「良く構成練られた寸劇だなぁ」っていうコントが好き。
 
ちなみに「コロコロチキチキペッパーズ」の天使コントはそこそこ良かった。
卓球のリズムネタは「コント?」って感じだった。