吹き替え監督に光あれ

「声優初挑戦です!」というアイドルやタレントばかりの映画ってあるだろ。
経験積んでるプロの声優に比べれば質の低いものが出来上がるのは必定だわな。
棒読みになったり、声が小さくて聞き取りにくかったり、
感情表現がわざとらしかったり。
そんな現場を任された吹き替え監督。
ほっといたらとんでもない吹き替え上映になってしまうのは見えてるから、
精一杯にまともなものにしようと頑張るわけだ。
何度もリテイクしてタレントや事務所にに文句つけられたりしながら。
でその甲斐あって、なんとか耳障りにならない程度の映画になったとする。
そうすると世間は「タレント声優だけどなかなかデキるじゃん」とタレントを評価する。
死して屍、拾うものなし。
死して屍、拾うものなし。