幻のカンフードラマ

長年、タイトルがわからずに
幻の作品として記憶だけに留まり続けたカンフードラマがある。
だが人類の叡智が結集するインターネットによって失われた情報が判明。
そのタイトルは「香港カンフー ドラゴン少林寺」!
放送していたのは1983年の夏。
テレビ東京で夕方18時頃だったように記憶している。
俺様は小学4〜5年ぐらい。
ちょうどカンフーブーム最盛期。
テレビで放送されるカンフー映画を見まくっていた俺様だったが、
まだレンタルビデオも普及していない頃で、新たなカンフー映画に飢えていた。
そんなときに放送したのがこのドラマ。



武侠小説などで数多く引用されている架空の武術家・方世玉が主人公で、
少林寺に入門して仲間達とともに修業の毎日を過ごすお話。
内容に関してはほとんど覚えていないのだが、
記憶に残っているのはオープニングテーマと、
そこに登場する座っている兄弟子の座布団を奪う試練。
また、少林寺を抜けたい仲間が、
泣きながら兄弟子の股の下を潜るという屈辱的なシーンが印象に残っている。
少林寺から卒業したあとの後半は話がグダグダになって、
最終的にはどんな結末になったのかまったく覚えていないが、
おそらくはエピソード途中で打ち切りになったのではないかと思われる。

前述したオープニングはYouTubeからは削除されていたが、
ニコニコ動画にUPされていたので見る事が出来た。
懐かしいなぁ〜。
出来れば本編も見てみたいけど、
ビデオ化、DVD化などは一切されていない模様だ。

ついでに「魔拳!カンフーチェン」も調べてみたが、
こちらもメディア化はされていない。
カンフー冬の時代。

ちなみに安達祐実主演の「聖龍伝説」は
DVDにはなっていないがビデオ化はされている。
ワゴンセールで放出していたら確保必至だ!w