ジャッキーゲーム「ザ・カンフーマスター ジャッキー・チェン」

1995年12月1日。
何の前触れもなくジャッキーの実写ゲームがゲーセンに登場した。
タイトルループでジャッキーの実写映像が大胆にプレイヤーの目を魅了する。



ジャッキーファンとしてはこの誘いに乗らないわけにはいかないので、
100円を投入だ。

ゲームがスタートすると、キャラクターを選択。
このゲームは格闘ゲームである。

あれ?ジャッキーいなくない?
しかもキャラの数は6人と少ない。

とりあえず適当に拳法家っぽい男子を選択。

見ず知らずのパッとしないルックスの人達(^^;

ゲームはアジア版『モータルコンバット』のような感じで、
実写取り込みのキャラクターが大雑把に格闘するw

勝つと胴体バッサリなどの残酷シーンが入るのもモータルコンバット的だ。

いやいや!そんなゲーム内容なんかどうでもいいって!
ジャッキーはどうしたの、ジャッキーは!?

タネあかしすると、このゲームでは
ボスキャラとしてしかジャッキーは登場しない。
こういう人気キャラクターを扱ったゲームの場合、
「そのキャラクターを操作したい」とか、
「そのキャラクターと接触したい」といったところがモチベーションになるはず。
けっこう難しいバトルを5人抜きしなければその欲求が満たせない構成なんて・・
斬新すぎやしないか!?(怒)

格闘ゲーム下手な俺様は全然相手に勝てず。
ジャッキーに会えないままゲーム終了。
負けるとジャッキーが手招きしてコイン投入を催促してくる。(-_-;

ジャッキーが好きな気持ちが1000あるとしたら、
3ぐらい嫌いになるパワーを秘めたゲームであった(爆)。

ちなみにこのゲームは『ジャッキーチェン FISTS OF FIRE』という続編があり、
そっちはボスであるジャッキー3種(酔拳、五行拳、八卦掌)が使えるらしい。
だが国内未発売であり、逆輸入した一部のゲーセンでしか遊べなかった。