カレー番長への道 〜望郷編〜 第33回「レトルトカレー特集(3)」

ウィルスの感染によって死者が起き上がり、生きている人間の肉を喰らう。
幽霊ならまだしも、
機能停止した体を持った人間が歩き回るという現象は無理があるのだが、
そんなゾンビが大好きな国がアメリカ。
もしこの世にゾンビウィルスが感染したらどうなるか?
そんな事を真剣に考え、それ用のグッズも販売してしまう国だ。
そんなアメリカを見本に高度経済成長をとげた国、それが日本。
日本人がゾンビを好きになるのもこれまた自明の理である。
そんなわけで今回食べたカレーはコチラ。

ゾンビ対策カレー CURRY OF THE DEAD
こちらはゾンビに遭遇してしまった場合の対策として
開発されたカレー。
ゾンビが求める血の色に近いレッドカレーを採用。
具材は肉オンリーにすることでトマトベースの絶妙な味付けに
肉のうま味がカレー全体に溶け込んだゾンビ好みの味。
生きた人間しか食べない食通のゾンビでもうめき声をあげる極上カレー。

つまりゾンビに襲われたらこれを食べさせて、
ゾンビが夢中で食べている間に全力で逃げるという作戦である。
襲われるたびに湯煎で温めなければならないのが手間だ。

まるでケチャップカレーのようにトマトのアピールが凄い。
ゾンビで無くても美味いぜ〜。