amiiboの腑に落ちないところ

多くの専門家が「任天堂の救世主になり得る」と指摘するamiibo
だが俺様はいまいち腑に落ちない点がある。
まずamiiboとはなにかをおさらいしよう。

12月6日に発売された『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』。
それと同時にamiiboが18体発売された。
今後の予定により29体まで増える予定あり。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』を遊ぶときに
amiiboをセットすると、
そのキャラクターがパートナーやライバルとして登場する。
そして経験を蓄積してレベルアップしていく。

そこで蓄積したものはスマブラだけでなく、
他の対応ゲームでも利用可能となる。
ただし全てのamiiboが対応になるわけではなく、
タイトルにより利用できるamiiboが決まっている。

気になるのは最後の点。
amiiboの魅力の一つである異なるゲーム間のデータ流用。
これが全てのamiiboに対応しないとなると、
amiiboごとに価値が異なるという意味と符号する。

例えば「自分の好きなキャラクター」という一点でamiiboを購入したとしよう。
スマブラでは好きなキャラを育てるという遊びが楽しめるだろう。
だがその後、別のゲームで継続してamiiboを楽しみ続けられる保証は無い。
(WiiFitトレーナーやリトル・マックなどが
他ゲームに頻繁に登場する未来が想像できるか?)

となると、
今のところamiiboは「スマブラをより楽しむための周辺機器」でしかない。
スマブラをそこまで遊ぶつもりは・・」という人への訴求は無い。

とはいえ「好きなキャラを他のゲームで育てて参戦させる」というのは
楽しい事は容易に想像出来る。
amiibo展開に踏み出した以上、
任天堂は全amiibo対応のタイトルを次々と開発するのが使命だ。
例えばファイヤーエムブレム新作にamiiboをユニットとして登場させられる!
・・ともなれば、
2〜3体は買ってしまうのではないかというぐらいの魅力は感じる。

しかしタイトルを出すたびに全amiiboが開発コストに上乗せさせると考えると、
よっぽどの覚悟が無いと出来ない船出だよなぁ。

余談だけど、
未対応のamiiboを読み込ませると1タイトルあたり100円ずつ返金させる・・
みたいな仕組みがあると買いやすいんだけどな(^^;